たんぽぽでは年2回避難訓練、火災訓練を行っています。
今年度1回目として10月に避難訓練と火災訓練を併せて行いました。
まず初めに避難訓練を行いました。
子供達には火災や地震などの自然災害はいつ急に来るか分からないので、いざという時に落ち着いて冷静に避難できるように日頃から準備と心構えが大事なんだよと話をしました。
今回は台所から火が出火したという想定です。
支援員の1人の「台所から出火です!」と言う言葉で避難開始です。
子供達には事前に避難する際のポイントを話しました。
ポイントとしては出火箇所には近づかないこと、姿勢を低くすること、口や鼻をハンカチやタオルで覆うこと、建物外に避難することです。
子供達もこれらのポイントを行いながら避難しました。
支援員も「火事だー」と周囲に知らせる、消火器で消火活動をする、消防署に連絡する、避難経路を確保する、子供達を誘導し避難させる、安否確認をするなどの役割り分担をしました。
避難場所は近くの公園です。
公園に着くと点呼をとり再度安否確認をしました。
避難訓練を終え子供達に感想を聞いてみると「練習だから慌てずに出来たけど、本当に火が出たら練習みたいにできるか不安」とのことでした。
感想を聞いて、いざという時に冷静な判断、行動が出来るように避難訓練の積み重ねが大事だなと思いました。
続いて消火訓練です。
消火訓練は水の入った消火器を使用しました。
講師は去年に引き続き、たんぽぽのママさんです。
元消防士さんとあって知識と経験はとても豊富です!
ママさんは消火器使用の動作として「ピン」「ポン」「パン」と教えてくれました。
「ピン」は安全ピンを抜く、「ポン」はホースを消火器本体から外す、「パン」はレバーを握るです。
これは子供達も覚えやすいですね!
火に見立てた目標物に目掛けて「ピン」「ポン」「パン」の手順で水を噴射し、消火訓練を一人一人行いました。
途中から最初に実施した高学年生が講師のママさんに代わり、低学年生の子供達に消火器の使い方の手順を丁寧に教えてくれました。
お陰で低学年生の子供達も「わかりやすかった!」「おもっていたよりむずかしくなかった!」と終えた後に話をしてくれました。
今回行った避難訓練と消火訓練。
災害や火災が起きない事が一番ですが、こうした訓練を行う事が子供達にとっても勉強や経験になったり、いざという時に役立ててもらえたらとの思いでこれからも続けていきたいと思います。